取り調べってどんなことをされるの?
逮捕されると、警察や検察は、被疑者が罪を犯したことを裏付ける証拠を収集し、さらに被疑者を取り調べます。
この際、警察官や検察官は、被疑者を真の犯人だと疑って逮捕しているのですから、被疑者に対する取り調べを行い、厳しい追及が行われることとなります。
取り調べの目的は事件の真相を知るためという意味もありますが、最大の目的は、被疑者が言ったことを「供述調書」という書面に記録して、後の裁判における有罪のため証拠として確保することにありますので、取り調べを受けるにあたっては、慎重な注意が必要になります。
取り調べに対して、被疑者の対応が間違っていると、本当は無実なのにも関わらず処罰されたり、実際に犯した行為に対する以上の処罰を受けることにもなりかねません。